2012年12月19日水曜日

ココアのひと匙



今回の選挙は自民、公明、維新、みんなと保守派、右派、ネオリベ派というろくでもない勢力が得票の圧倒的多数を占めているおぞましい結果となった
しかもオマケで都知事は猪瀬と来たもんだ

3.11後 初の国政選挙に係わらず最低の得票率と言う有様
貧乏人の右派と政治性をとことん抜こうとした反原発クソ左派は
総じてクズだと再確認出来ましたわ

はなっから議会制民主主義とやらには期待してないから別にいいけど・・・

一応は体制変革を夢見て直接行動した事のある身としては
ケジメとして投票だけは欠かさずにしているが  ここまで酷いとね・・・

嫁を連れ出し投票所へと歩いている道中
「投票って意味が在るの?」と聞かれ
反論できない自分がもどかしかったのだけは印象に残った



ココアのひと匙
われは知る、テロリストの
かなしき心を──
言葉とおこなひとを分かちがたき
ただひとつの心を、
奪われたる言葉のかはりに
おこなひをもて語らんとする心を、
われとわがからだを敵に擲(な)げつくる心を──
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有(も)つかなしみなり。

はてしなき議論の後の
冷めたるココアのひと匙を啜(すす)りて、
そのうすにがき舌触りに、
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。

          作 / 石川啄木




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